他の病気との関係について

基本的に不眠症というのは生活習慣と大きく関係していると言われていますが、
単純に生活習慣が乱れているからイコール不眠症になるというわけではありません。

精神疾患など、ほかの病気が原因となって不眠症に陥ることも珍しくありません。
精神疾患を持っていると脳内物質に変化があると言われています。

そもそも睡眠というのはメラトニンという脳内物質によって得られるものですが、
そこに変化があるとそれが原因で不眠症になってしまうこともあるのです。

例えば不眠症とセットのように考えられる精神疾患としてうつ病があります。
一口にうつ病と言っても心の風邪と呼ばれるぐらい軽度のものから、通院などが
必要になるぐらい重度の場合もあります。

このうつ病というのは元を辿れば脳内物質の変化から起こるものと言われています。
シナプスという神経のやりとりには欠かせないものが上手に機能していないと
メラトニンやセロトニンという物質の働きが本来のものではなくなってしまうので
なんらかの異常をきたしてしまうこともあります。

不眠症といってもこのように他の病気が引き金となって起こっている場合があります。
そういう時には心療内科や精神科で受診をする必要も出てくるのです。

このような精神的なものが原因となっている不眠症というのは眠らなければいけないと
緊張することでどんどん悪化していきます。不眠ということ自体が気がかりになってしまい、
それが元となって不眠恐怖症になり、それが進行すると精神生理性不眠症という状態になります。

夜眠れない 昼眠い

うつ病の人の8割程度の人は初期段階の時に不眠を経験していると言われています。

その他にある病気が原因となって不眠症になることがあるのですがその病気は以下の通りです。

睡眠時無呼吸症候群
レストレスレッグス症候群
ナルコレプシー
特発性過眠症
レム睡眠行動障害
睡眠時遊行症
概日リズム睡眠障害

不眠症の治療には生活習慣の改善や認知行動療法など様々な治療がありますが、
他の病気が原因となっている場合には不眠の原因となっている病気をまず取り除くことが重要だと言われています。